メガネ、サングラスを作る時にまず決めなければならないことは、

『度付きにするか度無しにするか?』という点です。

 

この選択で、選ぶことができるフレームが変わります。度付きの場合はフレームのデザインばかり気にしてしまうと、データ通りに作れない、または作ったはいいが見え具合がおかしい等ということもあります。当店ではフレームの持ち込みも大歓迎ですが、お選びになるフレームを間違えると製作できない場合もありますので、不安な方はフレームに関してもお気軽にご相談下さい。

 

 

一般的なチェックポイント

 

・顔の大きさとフレームサイズが一致しているか

特に顔の小さい方が大きいフレームを選ぶとレンズの直径が足りずに作れない場合があります。顔の大きさの割にフレームが小さい場合は掛け心地、フィット感に影響が出ます。

 

・アジアンフィットされているフレームかどうか

欧米人、東洋人ではそもそもの顔の骨格が違うため海外ブランドフレームの場合は注意が必要です。アジアンフィットのものであれば掛けやすくなっていると思われます。もちろん欧米人仕様でも、掛け心地に問題無ければ大丈夫です。

 

・度数が強い方がハイカーブフレームを選ぶ場合

現状どのレンズメーカーも6カーブ、8カーブとカーブが強くなるとレンズ製作範囲が狭まります。普段のメガネのレンズ(2~4カーブ)で問題なくても、サングラスだからという理由で6カーブにしてしまうとレンズをメーカーで作れないという可能性もあります。

また、レンズのそり角度が大きくなると同じ度数でも違和感を感じてしまう場合があります。

 

細かいところは他にもまだありますが…

 

一般的には、度無しで作るより度付きで作る場合のほうが選択できるフレームは少なくなります。これはやはり、度付きの場合は『快適に見えることがまず第一』だからです。ブランドや見た目だけにとらわれたフレーム選びをしてしまうと、使いものにならないサングラスとなりますのでご注意下さい。